エアソフトガンにおける初速の出かたの考え方について、自分なりの考えを説明したいと思います。
初速とは
この記事でいう初速は、銃口におけるBB弾の速度です。
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弾が発射されるメカニズム
エアソフトガンにおいて
スプリング式では、スプリングに蓄えられたエネルギーが圧縮空気を介してBB弾の運動エネルギーに変換されます。
ガス式では、前半が省略されますね。
初速に影響を及ぼす大きな要因
1.BB弾発射時におけるピストンの位置
私はこれが大きな要因だと思っています。
また、変換効率は0.3前後と聞いたことがあります。
エア容量について
よく、シリンダーのエア容量が・・・、とか、バレル内のエア容量が・・・とか聞きますが
事象を正確にとらえていきましょう。
BB弾発射時にピストンが最前位置にいればエアが余ることはないです。
インナーバレルとシリンダーのエア容量の比率が云々は大まかな目安にしかならないと思います。
ではエアがあまるというのはどういう事象でしょうか。
それは、BB弾発射時にピストンが最前位置にいない。つまりピストンが前進途中で弾が発射されている状態のことを言います。
では逆にエアが足りないとはどういう事象でしょうか。
それは、ピストンが最前位置にあってもBB弾が発射されていない状態のことを言います。
発射状態の最適解
単発の発射に限って言えば(電動ガンの連射時の話はわからないのでおいておきます!)
BB弾が、ピストンがシリンダーヘッドに衝突した瞬間に発射される状態が効率的には最適解になります。
初速に影響を及ぼす要因
先ほど説明した
1.BB弾発射時におけるピストンの位置
のほかには
2.スプリング強さ
3.バレル長さ
4.ピストン重量
があげられます。
2.は単純にスプリングに蓄えられるエネルギーを高めることで、エネルギー変換後の初速もあがるという考え方ですね。
3.と4.はBB弾発射のタイミングを調整するために使います。
例
スプリング強さ:普通
バレル:普通
弾:普通→軽
この場合、弾が普通→軽なったため、発射タイミングがピストンがシリンダーヘッドに衝突する前に発射される可能性があります。(あくまで可能性ですが)
その場合の変換効率向上の方法は、
1.ロングバレルにして発射タイミングを遅らせる。
2.軽量ピストンを使って衝突タイミングを早める。
3.強スプリングを使って衝突タイミングを早める。
といった方法が考えられます。
おわりに
実際の挙動にあっているかはわかりません。
あくまで可能性の話です、大事なのは理論を持って考えることです。
理論が間違っていたら理論を直せばいいだけですからね!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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