BB弾重量別 命中精度ランキング その1

エアソフト雑記

BB弾は重い方が、強くホップをかけることができるので遠くまで飛ぶ、というのは常識になりつつあります。

命中精度はどうでしょうか。

今回は、手元にあった0.2g、0.25g、0.28g、0.43gの4種類で簡単な比較をしてみました。

注意事項

本計測は、あくまで個人が、できうる限り公平に、固定などをせずに椅子に座って机で撃った場合のものです。

その時々により結果が違うことは大いにあり得ますのでご留意ください。あくまで参考程度に!

また、前回のバイオBB弾命中精度&コスパランキングと異なり、スコアではなくグルーピングに着目して比較をしたことにもご留意ください。

まとめ

重い弾の方が”今回の結果からは”命中精度は高い!

手っ取り早く性能を上げるなら、レギュレーション内で一番重い弾を使おう!

使用したBB弾

東京マルイ 0.2g 蓄光プラ弾

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東京マルイ(TOKYO MARUI)
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ブランド:東京マルイ

弾数:1,000発

実売:821円→0.8円/1発

注:1週間前に開封

HITCALL 0.25g バイオ弾

ブランド:HITCALL

弾数:3,000発

実売:1,348円→0.5円/1発

注:2か月前に開封(1月開封)

東京マルイ 0.28g バイオ弾

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東京マルイ(TOKYO MARUI)
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ブランド:東京マルイ

弾数:500発

実売:891円→1.8円/1発

注:新品

HTGベーシック 0.43g バイオ弾

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HTGベーシック(H.T.G.Basic)
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ブランド:HTGベーシック

弾数:500発

実売:1,920円→3.8円/1発

注:新品

計測方法

電子ターゲットを利用。

5発1セットのグルーピングを、複数回(ざっくり20回くらい)計測して1番よかったものを採用しました。

どれも同様に、確からしくなるように計測しました。

ホップは、普段インドアで使っている弱ホップ仕様です。

計測条件

計測場所:ASOBIBA池袋店 シューティングレンジ

距離:約15m

計測の順番:0.48g→0.2g→0.25g→0.28g

使用したエアソフトガン:VSRベース

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インナーバレル:バレル長200mm、内径6.01mm

フレームはBASEで販売中です!

この写真の状態でテストを実施しました。

計測結果

東京マルイ 0.2g 蓄光 プラ弾

HITCALL 0.25g バイオ弾

東京マルイ 0.28g バイオ弾

HTGベーシック 0.43g バイオ弾

計測結果まとめ

ブランド重量[g]種類グルーピング[mm]備考
東京マルイ0.2蓄光プラ33.6開封1週間前
HITCALL0.25バイオ28.0開封2か月前(冬)
東京マルイ0.28バイオ19.3新品
HTGベーシック0.43バイオ12.6新品

優勝

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HTGベーシック 0.43g バイオ弾!

ということで、重い弾の方がグルーピングが高い、つまり、命中精度が高いことがわかりました。

参考 10発の場合

98点!自己ベスト更新!!!(0.43g使用)

余談 簡単な考察

重い弾の方がグルーピングが良い理由を考えました。

1.重い方が慣性力が大きいので外乱(風など)の影響を受けずらい。

2.重い方が弾の速度が低く、空気抵抗は速度の2乗に比例するため、風の影響を受けずらい。

1.は確実にそうだと思うんですが

2については初速は確かにそうなんですが、飛距離が遠くなるにつれて、軽量弾の方が速度の減衰が大きいので一概に言えないかなーと思いました。

あと、命中精度については上記のように、速度の2乗で空気抵抗の影響を受けるので

実用度外視の命中精度で考えるなら、空気抵抗の低い、到達するぎりぎりの初速のほうが有利なのかな、とも思いました。

さて、便利なもので、BB弾 弾道計算ツールというものがあります。

これを使って試しに計算をしてみましょう。

九州電力のサイトによると、”0~0.2, 静穏。煙はまっすぐに昇る。”とのことで

弾の重さ0.2g、弱ホップ-150r/s、初速90m/sのエネルギー0.810Jを基準として

風速0.05m/sの条件で、距離約15mにおける横方向のズレを見てみましょう。

弾の重さ[g]横方向のズレ[mm]0.2[g]を基準としたズレの比率
0.230
0.25250.84
0.28220.74
0.43170.58

今回の計測も同様に比較してみましょう。

弾の重さ[g]横方向のズレ[mm]0.2[g]を基準としたズレの比率
0.233.6
0.2528.00.83
0.2819.30.57
0.4312.60.375

で、いろいろやってわかったんですが、0.2gを基準としたズレの比率は

理論上では一定値を取ることが分かったので

0.43g基準で予想される実測値を書き換えてみました。

弾の重さ[g]実際のズレ0.2[g]を基準としたズレの比率(理論値)予想されるズレ
(実測値0.43[g]基準)
予測されるズレと実測値との差[%]
0.233.621.9+53
0.2528.00.8418.5+51
0.2819.30.7416.2+19
0.4312.60.5812.6(実測値)

最後の列の予測値と実測値のズレが、気泡だったり球の真球度だったりするのかなーって思いました。

簡単な考察おわり!

おわりに

最後の考察からも、前回のバイオBB弾ランキングの結果と比較しても、バイオ弾って開封したらどんどん劣化していくものなのかなーって思いました。

また、弾が揃ったら記事書きます!

筆者について

筆者 のびた

3DPなどを使って創作活動をしています。

BASEで販売をしています。

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