この記事では、VSR-10の各部品について解説していきます。
すべてを完全に理解して、より高みへとたどり着きましょう。
なお、本記事ではパーツリスト順で紹介していきます。
パーツ番号 VSR-1~VSR-9
VSR-1,2 ストック 茶、黒 <リアルショック、プロスナイパーVer.> (パットプレート付)
VSR-10のストックは何もない空間があるので、そこを充填すると音の反響が減り、発射音が小さくなるらしい。
M4グリップはやっぱり構えやすい。
VSR-3,4 パットプレート(単品)、スプリングピン(2ヶ)
特になし
VSR-5 ストックスクリュー(短、長)M5x16、M5x31【重要】
VSRシリーズはレシーバー(VSR-32)とアウターバレル(VSR-10,VG-1)をネジで締結しています。
そのため、純正状態だとレシーバーとアウターはガタガタで、ストック(VSR-1,VSR-2)に乗せてストックスクリュー(VSR-5,VSR-6)で締結することで初めて剛性が保たれます。
構造的に、2つのストックスクリューを締めすぎると、極端に言えば、”く”の字に曲がってしまいます。
適切なトルクで締め付けましょう。
ストックスクリューセットも販売してる。
VSR-7,8,9 マガジンキャッチ・リリースボタン、マガジンキャッチ、マガジンキャッチSP
VSR-7,8,9はストックを外した時に無くしやすいパーツです。
マガジンキャッチ(VSR-8)とマガジンキャッチSP(VSR-9)は、最初に接着しておくことをお勧めします。
マガジンキャッチセットも販売してる。
パーツ番号 VSR-10~VSR-20
VSR-10 アウターバレル(テーパーバレル)
社外品にいろいろあります。
VSR-11,12,13 マズル、フロントサイト、フロントサイト用両面テープ
特になし
VSR-14,15,16 チャンバーブロック、チャンバーブロックナット、SタイトナベネジM3x10
特になし
VSR-17 バレルカラー【重要】
インナーバレルの振動をアウターバレルに伝えるために非常に重要なパーツです。
純正品であれ社外品であれ、必ずつけるようにしましょう。
VSR-18 ホップバレル【重要】
インナーバレルはBB弾の加速装置です。
命中精度とは関係がありません。必要な初速に応じて長さと内径を選びましょう。
私は、VSR-ONEのアウターバレルに長さ200mm,内径6.01mmを使っています。
VSR-19,20 チャンバー左、右【重要】
ここは社外品がおすすめです。
私はActionArmy製を使っています。
パーツ番号 VSR-21~VSR-31
VSR-21 ホップチャンバー【重要】
0.28gくらいで使うなら純正のホップパッキンが最適です。
それより重い弾や、外部ソース化する場合に他社製のパッキンを検討しましょう。
純正パッキンで、20m,5発連続で一円玉当てられますよ!
VSR-22,23 チャンバーBBストッパー、チャンバーBBストッパーSP
ここも吹き飛ばしやすいので注意が必要です。
VG-24~VSR-31 チャンバー周り
VSR-19,20の通りです。
パーツ番号 VSR-32~VSR-39
VSR-32,33,34,35 レシーバー、レシーバーエンド、レシーバーリング前、後【超重要】
ここがVSRシリーズの最重要ポイントになります。
VSRを使っている人はここの重要性を考えましょう!
量産品は、きつめとゆるめ、どちらを選ぶかというとゆるめです。
なぜなら、きつめの寸法にしてものが動かないと不良品になってしまうからです。
なので、多少のガタツキがあってもゆるめに設計されています。
どのくらいゆるいかというと、コッキングして銃を下向きにするとシリンダーは抵抗なく下がっていきますね。これがゆるさです。
これだけゆるい、言い換えれば、小さなガタツキがあるといえます。
命中精度の話で、ガタツキをとることの重要性を説明しました。
VSRで命中精度をより上げるには、ここのガタツキを減らすことが大事だと私は考えています。
そのための部品がぽてこです。
シリンダーが入らない大きさで製作したレシーバーリングをシリンダーが動くぎりぎりに使用者が加工することで、ガタツキをぎりぎりまで減らすことができるものです。
また、レシーバーエンドの固定も非常に重要です。
レシーバーエンドは、SタイトバインドM3x8(VSR-55)を介して、トリガーユニットと固定されています。
ここのネジが緩んでいるとレシーバーリングそのものの固定ができずにガタついてしまいます。
VSR-36 リアサイトセット
特になし
VSR-37 止めネジM3x4(2本)【重要】
このネジもレシーバーエンドを上部から固定するため、非常に重要です。
定期的にゆるみがないかチェックしましょう。
VSR-38 Sタイトナベネジ M3x4
アウターバレルの回転留めです。
VSR-39 トリガーガード
特になし
パーツ番号 VSR-40~50
VSR-40,41 スペーサーカラー、丸皿小ネジM5x40
特になし
VSR-42,43,44,45 ボルトハンドル周り
特になし。
使いやすいものを使うべし。私はG-SPECの5年くらい前に買ったものを使い続けています笑
VSR-46,47 シリンダーAssy(プロスナイパーVer.、リアルショックVer.)
プロスナイパー、リアルショック、G-specでそれぞれシリンダーの中身が異なります。
個人的には純正が好きですが、なにしろ私不器用でしてネジを壊してしまうんですよね。
なのでカーボンパイプを使ってのびた印刷オリジナルで作ろうかと思っています。
特徴としては、シリンダーのエア容量がかなり大きいです。
なので加速ポートを広げても、エア容量不足にはならなずに、ピストン速度を上げることができ、初速を上げることができます。
VSR-48,49,50 トリガー周り
グリスアップは丁寧にしましょう。
パーツ番号 VSR-51~69
VSR-51,52,53 セーフティー周り
VSR-51のセーフティーがコッキング時に触ってしまってセーフティーONになることが多々あるので、最初に削るかカットされたものに交換しておきましょう!
VSR-54 Sタイト特ネジ M2.6×10(3本)、M2.6×6(1本)
しっかりと締めておきましょう。
VSR-55 Sタイトバインドネジ M3x8(2本)【超重要】
レシーバーエンドを固定する非常に大事なネジです。
定期的に緩んでいないかチェックをしましょう。ネジロックがあるとなお良いです。
VSR-56~61 シアー類
VSR-57のファーストシアーは長く使っていると必ずクラックが入り使用できなくなるので、予備もしくは強化品を買いましょう。
VSR-62,63 トリガーストップ、トリガーストップスプリング
このパーツは、完全にシリンダーが前進した状態にないと、発射できなくする機構です。
どうにも使いこなせないので私は外しています。
VSR-64~69
特になし
まとめ
VSRは単純な構造をしています!
全部覚えて理想のVSRを作り上げよう!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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