超ショートなVSRを作ろうと思って、その進捗をメモ代わりに書いていきたいと思います。
現状の報告

発射ユニットは、純正シリンダー単体+50mmの大きさ。
初速は、約93m/s
課題は、給弾方法やバレル周りの固定方法、フレームの検討。
どのくらいの大きさを目指すか。
都内に住んでいると基本電車移動なので、ガンケースで移動となるとなかなか邪魔なんですよね。
そこで、普段使いの無印リュックに入れられるサイズを目指して製作していきたいと思います。
準備した素材

カーボンシリンダー

これは、純正サイズのカーボンシリンダーです。

今回はこれをサイズ違いで7本準備しました。
長さは、一番短いもので127.5mm。そこから20mmずつ伸ばしました。
実際に使用したものは、127.5mmと147.5mmです。
ピストン

今回使用したのは、黒POM削り出しの超ショートピストンです。
長さは、60mmです。
インナーバレル
PDIの120mm,6.01です。

以前の記事で作成した、PDIオーダーメイド149mmも実験の中では使ったんですが、最終的に120mmで事足りました。
スプリング
電ハンとVSRのスプリング外径って同じなんですよ。
1つ目はこれですね。電動ハンドガン用120%スプリング。
これにスプリングスペーサーを限界までいれました。
2つ目はこれです。ショートシリンダーには長すぎるので適度にカットして使用しました。
計測条件


シリンダー長さ、加速ポート長さ、スプリング違いで、3種類の条件で初速を計測しました。
弾の装填はこの状態で、一発ずつ手で込めて計測しました。
計測結果
計測結果その1 127.5mmシリンダーと電ハン120%スプリング 加速ポート少な目

計測結果その2 127.5mmシリンダーと電ハン120%スプリング 加速ポート適正化後

計測結果その3 147.5mmシリンダーとVSR120%カットスプリング

結果まとめ
バレル長 | シリンダー長 | 加速ポート | スプリング | スプリング スペーサー | 平均初速 | |
条件1 | 120mm | 127.5mm | 短め | 電ハン120% | 有り | 63.9m/s |
条件2 | 120mm | 127.5mm | 適正 | 電ハン120% | 有り | 82.2m/s |
条件3 | 120mm | 147.5mm | 適正 | VSR120%カット | 無し | 92.8m/s |
簡単な考察とまとめ
電ハンで80m/s出るんだから同じようなセッティングにすれば、同じくらい初速出るんじゃない。
とのえあおにの助言のもと、加速ポートを少しずつ広げて適正化していきました。
その結果、18m/sも初速が上がりました!すごい!
この加速ポートの位置で、シリンダーを20mm伸ばしてスプリングを強めかつ長めのものに交換したところ92.8m/sとかなり高い初速が出せました。
今後の方針
アッパーレシーバーはそのままに、給弾ルートとインナーバレル周りの固定方法の検討をする。
インナーバレル周りはレシーバーからのばしても面白かなーとか思っています。
以上!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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