東京マルイの新作、20式小銃が発売されて”ネジがさびている”と話題になりました。
個人的には、さびを取ってあげて油を塗って、というお世話すらも楽しいと思います!
今回は、機械屋さん向けの内容というか、自分の勉強も含めた記事になります。
ざっくり、調べたことなので、厳密にあてにしないでね!

エアソフトガンで使われている材料もよかったらご覧ください!
そもそも、”さび”とは
さびとは、金属の腐食全般を指します。
この腐食の原因には、
酸素、水、塩、などがあります。エアコンの耐塩害仕様とかもありますよね!
手汗もさびの原因みたいです。
鉄のさび対策(表面処理)
有機被膜
ざっくり、塗装のこと。
塗装をして、腐食の原因の”酸素、水、塩”を遮断します。
色の自由度や、お手軽さがありますね。
あと、膜厚の概念が強いから、ネジみたいな緻密な部品には使えないと思ってる。
セラコート
調べてみたら、”有機・無機ハイブリッド被膜”らしい。
柔軟性があって、曲げや衝撃にも強い!
色:自由
無機被膜
ざっくり、塗装以外のメッキや化成処理のこと。
専用の設備が必要。
黒皮
機械屋としては、一番メジャーじゃないですかね。
鋼材を買ってくると、黒皮で届いて、除去して、塗装する。
個人的には、塗装するまでの仮のさび止めのイメージ。
一時的な防錆で、はがれやすい。
色:黒
黒染め(ブルーイング・四三酸化鉄皮膜)
安価。寸法精度が高い、防錆油とセットで使う。
塗膜が薄いので傷に弱い。
色:青黒
三価クロメート(亜鉛メッキ)
被膜は薄いけど、自己修復性がある!
色:銀、淡黄、黒など
無電解ニッケル
膜厚が一定なので寸法精度に優れる。
ただし、処理過程で高温になるので反りが発生する可能性がある。
色:シルバー
パーカライジング(リン酸塩被膜)
リン酸塩被膜は、硬質で厚みがある。
被膜に微細な孔があって、防錆油が保持されやすい。
微細な孔があるおかげで塗装の乗りも良い。
被膜が硬くて厚みがあるので、耐摩耗性が向上する。
厚みがあるので、寸法が微小に変化する。
色:グレー
溶融亜鉛メッキ(ドブ漬け)
50年以上もつ圧倒的な耐食性・耐久性!
自己修復性あり!
三価クロメート(亜鉛メッキ)が10ミクロンくらいに対して、100ミクロンくらい!
なので、精密部品には全然向かない。
公共インフラ向け!
さび対策(日常編)
皮脂を放置しない
手汗(塩分と酸)はサビの大敵!触った後はクロスでサッと拭き取る癖をつけましょう。
防錆油(メンテオイル)を薄く塗る
稼働部には可動用オイル、外装ネジなどには防錆効果の高いオイル(防錆スプレーやWD-40、シリコンスプレー等)を綿棒などで薄く塗っておくのがベスト。
WD-40をご存じない?いい香りがするぞ!!!
ガンケースから出そう
スポンジ付きのハードケースに長期間入れっぱなしにすると、スポンジが湿気を吸ってさびやすくなります。
保管時はガンケースから出すか、シリカゲル(乾燥剤)を一緒に入れておきましょう!
まとめ
赤サビが浮いてきたら、一度オイルで拭いてあげたり、思い切って黒染め(ブルーイング)してみよう!
気になったものは調べてみよう!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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