インナーバレルの命中精度について 真実かオカルトか
・ルーズバレル、ロングバレルは長距離でよく当たる。(本当は関係ない)
・タイトバレル、ショートバレルは弾が散るから近距離向き。(本当は関係ない)
こんな話よく聞きますよね。
メーカーの説明にもあったりしますが、そういった科学的データが示されたものが見つかりませんでした。
やってみなくちゃわからない!ということで検証してみました。
検証結果
インナーバレルは、エアーコッキングガンにおいて、弾の加速装置でグルーピングには大した影響は与えません。
初速の調整のためにインナーバレルを変えるべきです。
条件 VSRベース、インナーバレルはPDIの内径6.01mm,長さ120mmです。
20m,0.36g,1枚目が5発、2枚目が4発です。
VSR-10 G-SPEC箱だしの状態の似た条件で5発グルーピングが23.9mmなので大きな差異はないと思います。
ただし、エアソフトガン本体の長さが短くなって安定性が低下したために5発のグルーピングが10mm程度低下したとも考えられます。
参考 ベストグルーピングを出したVSRベースのエアガンについて
自己ベストを出した条件について公開しておきます。
ベースはVSRです。
インナーバレルはda Vinci 05 雷禅(200mm,内径6.05mm)
チャンバーはアクションアーミー
パッキンはマルイ純正
自作のバレルスペーサーでガタトリ
先端はテープでアウターバレル出口とのガタトリ
先端に自作の小型サプレッサとトレーサー
ぽてこでシリンダーとアウターバレルのガタトリ
弾はBLS0.45g
trijicon SRO 2.5 m.o.a.
大事なのはガタトリ!
インナーバレル先端のテーパーについて
これについてもエアーコッキングガンに関しては大きな影響を与えないと考えています。
純正インナーバレルをパイプカッターで手で切断して、パイプカッターについているおまけのリーマーで気持ち程度広げましたが良く当たりました。
ただし、これがガスガンになると話が変わってくるかもしれません。
エアーコッキングガンに比べてインナーバレル内部の圧力が高いため出口の影響があるかもしれません。(どちらかというと影響があると思います。)
しかしデータをとったことがないので私はわかりません。
おわりに
エアソフトガン界隈にはオカルトがはびこっています。
効果がわかって使用するのはもちろん良いと思います。
これからも効果のないオカルトに引っかからないように知識をつけ、わからないことは検証していきたいと思います。
今日はここまで!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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コメント
どの記事もとても楽しく拝見させていただいてます。
内容もとても参考になると思います
が、この記事の検証内容には疑問を持たざるを得ません
今時な言い方をするならば、エビデンスが圧倒的に不足していると思います。
実際はわかりませんが
この記事を読むとたった9発撃って結論を出しているように見えます
検証というならば
バレルの長短、ルーズバレル・タイトバレル、2丁以上のエアガン、時間をずらして検証の実施
これらの組み合わせを全て行って初めて検証と言えると思いますが
記事からは全く読み取れません
9発撃ったという事実以外の情報がないです
>メーカーの説明にもあったりしますが、そういった科学的データが示されたものが見つかりませんでした。
>やってみなくちゃわからない!ということで検証してみました。
といっているのに、どこにも科学的データがないです。
これでは、すべての記事の信憑性が揺らいでしまいます。
もったいないです
コメントありがとうございます!Blog開設以来初めてのコメントがついて嬉しいです。
そして鋭いご指摘ありがとうございます。
今回の計測条件としては300発前後射撃をして、その中でのベストグルーピングを計測結果として提示しました。
厳密な検証を行うならそのようにすべきだとは思いますが、現実的には時間資金場所など難しいかと思います。
あくまで今回の条件では、ショートなタイトバレルであまりに弾が散るというような大きな差が見られなかったと結論付けました。
回答ありがとうございます。嬉しいです。
>今回の計測条件としては300発前後射撃をして、その中でのベストグルーピングを計測結果として提示しました。
こういった実際に行った検証を記事書いていただけると、確からしさが増すかと思います。
確からしさ
ってテストにおける業界用語ですよね。
責任は持たないけど、本当っぽいよね。みたいな意味です。