最強エアガンサイレンサーの作り方の基礎研究

エアソフトガンの考察

最強エアガンサイレンサーを作るための基礎研究!

いろいろやってみた!

まとめ

サイレンサーの出口を絞れ!

使っているサイレンサー

KM企画の35スタウトサイレンサー105です。

特徴

・両側の蓋に正・逆14mmのネジが切ってあること。

・両側の蓋が取り外せること。

です。

拡張性が高いんですよね。

このサイレンサー(以下サプ)を使って基礎的実験をしました。

実験概要

サプの有りで計測、取り外して計測。の2回の計測を1セットとしました。

サプの性能は、1セット内のサプ無しとの音量の変化量で評価しました。

実験条件

銃はVSR-ONEを使用しました。初速は0.2[g]で78[m/s]でした。

銃口正面約3[m]の距離にタオルを置いて発射しました。

マイクは正面から約45[°]、3[m]のところにマイクを置きました。

銃の位置を固定していたわけでもなければ、クーラーがついていたり外的要因もある大いにあるので参考程度の実験です。

また、上記の理由で誤差を少なくするために、1セット内でサプの性能評価を行いました。

サプのカスタム条件

1.ノーマルのサプ

2.サプレッサー内のスポンジに、15[mm]置きに仕切りを設けたもの。

3.サプレッサー内のスポンジに、30[mm]置きに仕切りを設けたもの。

4.サプレッサー内のスポンジに、30[mm]置きに円錐形の仕切りを設けたもの。

5.サプレッサーの出口を11[mm]から9[mm]に絞ったもの。

6.サプレッサー内のスポンジに、30[mm]置きに仕切りを設けたものに加えてサプレッサーの出口を14[mm]から9[mm]に絞ったもの。

絞りは、G.A.W.のM14両ねじサプレッサー用ラバーチョークを使用しました。

実験結果

ノーマルのサプ

サプレッサー内のスポンジに、15[mm]置きに仕切りを設けたもの。

サプレッサー内のスポンジに、30[mm]置きに仕切りを設けたもの。

サプレッサー内のスポンジに、30[mm]置きに円錐形の仕切りを設けたもの。

サプレッサーの出口を14[mm]から9[mm]に絞ったもの。

サプレッサー内のスポンジに、30[mm]置きに仕切りを設けたものに加えてサプレッサーの出口を14[mm]から9[mm]に絞ったもの。

性能は、

円錐形<ノーマル<15mm仕切り<30mm仕切り<絞り=仕切り+絞り

となりました。

考察

1.単純仕切り板

入れると減音性能が上昇する。

2.円錐形仕切り板

個人的な予想に反して、減音性能が低下した。

スペーサーが厚くなった分、サプレッサーの円筒内のスポンジ充填率が減ったからだろうか。

3.単純仕切り板の間隔

難しい。発射の音の成分に依って適切な仕切り板の間隔があると思われる。

今回は15[mm]と30[mm]の比較したが、数年前に実験したときももう少し幅がある条件で30[mm]がもっとも良い性能を出せました。

30[mm]近辺の仕切りの間隔が良いのかもしれませんが、エアの圧力や、スポンジの硬さ、サプの全長にも寄ると思います。むずかしいです。

4.絞り

予想以上の効果でした。

絞り、と、仕切り+絞り、でほぼ同等の減音効果でした。

仕切りと絞りの相乗効果で一番の減音効果が出ると思ったんですが、これも以外な結果に終わりました。

サプの出口の大きさ>>>その他の加工

という結果になりました。

筆者について

筆者 のびた

3DPなどを使って創作活動をしています。

BASEで販売をしています。

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