先日Xで、ホップパッキンについて、あおいまんさん(@Aoiman87)さんが非常にわかりやすく、丁寧に説明していました。ポストはこちら。
そこで、許可を取ったうえで引用(一部語尾等修正)や説明を加筆、再構成をして記事にしました。
元のポストの引用部分については” ”で囲みました。説明画像はすべて元ポストのものです。
ぜひ、元のポストを読んでからこの記事もご覧ください!
結論
海外製や東京マルイ以外の形状が優れない理由としては、”設計思想と使用環境の違い”
国内の初速で、かつ、一般的な弾の重量で運用するなら東京マルイ形状で十分だと、のびたは思う。
設計思想と使用環境について説明していきます。
東京マルイ形状について

東京マルイは、0.20g~0.28gまでのBB弾を0.98J未満での使用を想定しています。
”BB弾がパッキンの突起とノズルの先端にはさまれており、前後のガタがなくなっています。(機種によっては若干あります)
逆にこのガタが大きい状態をつまづきホップと呼び、BB弾の回転数が一定にならなくなるため、弾が上下に散るようになってしまいます。”
東京マルイ製のパッキンでも、0.20gでの運用はホップパッキンの押し下げ量がたらずに、つまづきホップになりがちです。
つまづきホップ状態になると、BB弾の保持位置が一定にならず、その結果、ホップの掛かり具合にばらつきが生じ、集弾性が悪化するものです。
改善策としては、VSRであればノズルを自作して調節したりします。
電動ガンでは、ノズルの後退・前進量に制限があるのでノズル長を安易に変えられません。
そこでφノズルを使ってBB弾の保持位置を前にずらすのも一つの手かもしれません。
パッキン形状は違いますが、つまづきホップは、CA870では顕著になっています。
コッキングの戻しのはやさでも弾の保持位置が変わってしまうので注意が必要です。
国産長かけ形状について

”国産の長かけはこのような突起形状になっており、BBの保持位置を少し後ろに下げる設計になっています。(点線のBB弾が適正保持位置です)
多くのエアガンは製造過程での個体差などを考慮して若干つまづきホップになっているので、精度が向上することが多いです。”
海外長かけ形状について

”4UAD等の海外製の長かけ形状になります。
海外製はこのように、国産の長かけと比較すると、パッキンの突起が銃口側に寄った設計になっています。
当然これではマルイ形状よりつまづきホップが大きくなるので、精度が悪化してしまいます。”

”では、なぜ海外製がこのような形状になっているのかというと、
それはジュール制限が緩い環境で、重量弾を高初速で運用する目的がある為です。
当然この条件で運用するには、必然的に強いホップをかけることになります。
海外製はこの強ホップ状態でつまづきホップにならない設計になっています。”
例えば、台湾では、3.5JまでOKという記事がありました。
そんなジュール規制の中では、当然重量弾が使われます。
重量弾で遠くまで飛ばそうとすると、日本のホップと比べて強ホップになります。
強ホップにすると、ホップパッキンは押し下げられて、BB弾を適正位置で保持できるようになります。
この、設計思想と使用環境、のズレが国内で海外製パッキンを使うと、つまづきホップを生み、命中精度を低下させていると思われます。
ノズルの保持位置を図るアイテム
他人の褌で、アフィを張るのはあれなんですが
このあたりのアイテムを使って保持位置をチェックしています。
そもそも使っている銃の弾の保持位置がわからないと、今のパッキンが適正なものかわかりませんよね。
他には、G.A.W.さんのノズル長チェック治具 分割弾棒もあります。
まとめ
あおいまんさんの結論は、
”では国産長掛が一番いいのでは?という結論になるかもしれません。
しかし、長かけのパッキンは組み込みが難しい上に、BB弾の保持が弱く、BB弾が叩き込まれると突起の下まで潜ってしまうという欠点があります。
しっかり組めればどちらも大差ない精度を出せますが、マルイで十分という結論になりやすい訳です。”
となっています。
最近、私もえあおにと話したんですが、
ノズル長があっててちゃんと組めてればどこでもいい気がする。という1つの結論に至りました。
結果的に、東京マルイで必要十分じゃないかと思います。
一応、私も純正パッキンでそこそこの命中精度は出せています。
おわりに
元ポストのあおいまんさん、ありがとうございました。
元ポストがわかりやすすぎて、ほとんどコピペの記事になりました!
他の人のこのポスト良かったよ!とか、こんなこと知りたい!
なんてものがあったらコメントください!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
ツイッターはこちら
コメント