前回のその1の続編
今回はマズルから噴出される圧縮空気の炸裂音を抑えることを目的としたデバイスを作成したので報告します。
まとめ
出口が超狭い空間で圧縮空気を炸裂させて炸裂音を抑えることは有効。
発射高圧空気減圧デバイス
作ったデバイスはこちら。
目的:デバイス内の狭い空間で圧縮空気を放出させることで炸裂音を外へ出さないようにする。
なお、BB弾が通るデバイス出口内径は6.3mmとした。穴が小さすぎて設計ミスったーとか最初思いました笑。本当にぎりぎりです。
工夫した点:フタを45度でカットすることで、デバイス本体とフタの軸心を出せるようにした。
実験条件
VSRベースでインナーバレル200mm,内径6.01mm,シリンダーはONE相当(だったはず)
デバイスの有無で比較
計測は、2mくらいの距離に銃口正面から45度のところにマイクを設置,室内
弾は0.2g,初速は87mpsくらいだったと思います。
結果
最初の3発がデバイス付、4~6発目が何もつけないで発射したものです。
明らかにデバイス付のほうが波形が小さいですね。
音を抜き出して整理すると
4,000Hz付近から差がでてきてトータルの音量としては25%減音したことがわかりました。
手法:音量dBをA特性値を加算して合計して比較
デバイスが命中精度に悪さするかとも思ったんですが、15mで見てる限り問題なさそうです。
グルーピングはこちら
おわりに
とりあえずは思った通りの効果が出て満足です!
制作費は約20,000円!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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