記事の内容
現在製作中のカーボンロワーの製作記録的なものを書いていこうと思います。
アイデアの創出
電動M4用でイケてるロワーが無い。ということは2023年の頭からのびた印刷の社員からも散々聞いていたのですが妙案が浮かばず、考えることを放棄していました。
というのも、3Dプリントだけでロワーを作ろうとすると印刷代で数万しちゃうんですよね。
そして、2023年9月20日ルノアールでの会議にてアイデアが浮かびました。
両サイドをカーボンプレートで作成して、厚みを出す部品を3Dプリントで部品を作成するという解決策です。そうすることで製造費の高い3Dプリント部品を最小に抑えることができるからです。
また、レトロアームズメカボ準拠とすることでよりハイエンドユーザー向けとすることにしました。(ほかのメカボでも削ったりすれば使えるとは思います。
今年は3Dプリントと金属・カーボンの切削をメインに活動していきたいと思います!
amazonのリンク張ってるけど、レトロアームズ関連商品を買うならG.A.W.がおすすめ!
具体的な作業
アイデアが思い浮かんだら、あとは手を動かすだけです。
アイデア出しで設計の8割は終わりました。
こんな感じにテイクダウンピン基準で線を引いていきます。(完全拘束がかかってない!
ここで、困ったのがグリップのビーバーテイルが被さるところが薄すぎて作成できないことと、グリップ側でボルト留めする場所がないことがわかりました。
じゃあ、最初から繋がないで浮かせちゃえ、としました。
試作1号がこちらです。
これを爆裂祭に持って行っていろいろな方にレビューしてもらったところ
・ボルトが出っ張っていると手を切る。
・トリガー周りが窮屈
・プレートが微妙に手に当たる箇所がある。
との意見がでました。
その意見を反映したものがこちらになります。
また今回のレトロメカボ準拠の要がこちら。
メカボとカーボンプレートの間にシムプレートを挟み込むことで、剛性を向上させています。
剛性をあげると振動が減るんですよね。
例えると、男性と力士を同じ力で突き飛ばしても力士だとぜんぜん吹っ飛びませんよね。
力が同じでも、重さが違えば反応が変わってくるということです。
ここでいう重さは、銃の重さではありません。振動源周りの重さです。
メカボの重さだけじゃなくて、レシーバーもがっちり固定して重さを増やして振動を低減させよう。という考えです。
ボルトの出っ張りもナットを内側に仕込んで解決。
1月13、14日のVショーでも展示・予約受付をするのでぜひ見に来てください!
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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