まとめ
簡単にまとめきれないので全部覚えよう!
日本に住んでいる限り地震からは逃げられないからね!
地震とは
地震とは、我々が住んでいるはるか地下の奥深く、岩盤と呼ばれるところで発生する急激な動き、が地上へ伝わることです。
その動きの運動エネルギーを、マグニチュード
その動きの源の位置を、震源
と呼びます。
マグニチュードと震源と震度の関係
地震のエネルギーを、マグニチュード
地震の発生源を、震源
この2つと震度の関係性を説明します。
地震って結局のところ運動としては波に分類されます。
簡単に例えると
縄跳びを地面において、左右にぶらぶら動かしてへびみたいな動きが先端に伝わっていく。
ってことやりませんでしたか。
これと全く同じです。
手元の動きの激しさがマグニチュード、手元の位置が震源、なわとびの先端の揺れの激しさが震度です。
なわとびが、長ければ揺れも弱まり、短ければ揺れは激しく伝わります。
手元の動きが、激しければ揺れも激しく、弱ければ揺れも弱く伝わります。
地震のエネルギーのマグニチュードと、揺れる先までの距離関係で震度がざっくりと決まるわけです。
マグニチュードについて
過去に発生した
兵庫県南部地震(阪神淡路大震災) マグニチュード7.3 深さ16km 震源淡路島近辺
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) マグニチュード9.0 深さ24km 震源太平洋沖130km近辺
先ほどの話から、2つを比べると東日本大震災ってマグニチュード1.7しか違わないし距離も直下と130kmも離れてたから阪神淡路大震災のほうが地震の揺れが激しかったのでは、と思うかもしれません。
しかし、実際は両方とも最大震度7で震度の最高値ですね。
マグニチュードですが、エネルギーみたいに直接数字として比較できないのですが
ざっくり、1違うと32倍違います。
東日本大震災と阪神淡路大震災とでは、1.7値が違うのでエネルギーに換算すると355倍のエネルギーの差になります。
つまり、阪神淡路大震災355回分のエネルギーを東日本大震災では1回で使ったことになります。
震度について
先ほどの、なわとびの例えていうところの先端の動きの激しさが震度になります。
ここで重要となるのが、なわとびの部分、地表になります。
さらに言うと、腕の動かし方でも全く変わってきます。
なわとびによって、手の動きの速さを変えないと、へびみたいな波が遠くへ伝わらないかと思います。
この波の伝わりやすさが地表・地盤によって異なり、震度に影響を与えます。
ちなみに、このときの揺れの波の1回の往復時間を周期と呼びます。
地震の揺れの成分(周期)によって、木造住宅が壊れやすい、とかエレベーターが壊れやすい、とかがあります。
前者は短周期地震、後者は長周期地震、なんて呼ばれます。
地震対策構造について
ここまでのことを理解してようやく、耐震制振免振といった地震対策に話が進むわけです。
1.耐震
2.制振
3.免振
簡単に説明します。
1.の耐震は、建物の構造を地震に強くして建物を守ろう
2.の制振は、建物に揺れ吸収装置を付けて建物を守ろう
3.の免振は、建物を地面と切り離して揺れないようにしよう
といったものです。
良いところと悪いところ
1.の耐震は、施工費用が安い。戸建てでよく使われる。地震のエネルギーをすべて建物で吸収するので複数回の地震に弱い。
2.の制振は、戸建てだと1.より割高なイメージ。鉄筋コンクリートのビルとかだと一般的。
3.の免振は、大型の拠点とかにあるイメージ。想定地震波と地盤と建物の周期によっては使えない。免振だけだと揺れが収まらないので制振ダンパーとセットで使用する。地震波は直接伝わらないけどゆっくりと大きく揺れるので建物の周りに大きなスキマが必要。台風で建物が揺れることもあるらしい。
イメージなところが多いけどそんな感じです。
おわりに
地震について知識を深めるきっかけになればよいです!
ライトはsurefire!じゃなくてもいいから一本もっとこ。あと予備の眼鏡
筆者について
筆者 のびた
3DPなどを使って創作活動をしています。
BASEで販売をしています。
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